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dhb の最新メリノコレクションの登場は、Wiggle 社内や、商品発売前にひと足先に試すことができた幸運な人たちの間で、大きな話題となりました。

dhb ブランドマネージャーの James の言葉からも、その様子がうかがえます。「誰も彼もが新商品を試したがって、サンプル品がどんどん紛失していくってことは、その商品が成功するってことなんですよ」

 

ジャージは dhb 商品の中でも最もテストされているウエアのひとつで、長年のメリノウール製品開発によって培われた知識を活用して作られています。 最新シリーズは、ウールとテクニカルパフォーマンス生地とを混紡することによってさらに進化を遂げました。並外れた汎用性や快適性、耐久性を備え、体温調整や吸汗速乾性、ロングライドで一日中持続する快適性といった、期待通りの性能を発揮するウエアに仕上がっています。

 

dhb の素材マネージャーである Kathryn が、最新コレクションについて、そして中でも特に注目すべきメリノウールという素材そのものについて説明してくれました。「メリノウールには素晴らしい機能が備わっています。 抗菌性があり、快適で、暖かくて、柔らかくて、弾力性にも優れています。 温度調整機能を提供するのにぴったりの繊維で、サイクリングのニーズに完璧に応えてくれるんです」

「ジャージに採用されているのは、コアスパンと呼ばれる繊維です。 ポリアミドでできた芯糸が中心を通っていて、その周りに極細のメリノウール繊維が巻きついています。 コアスパンメリノの利点は、同じ重量の 100% メリノウールの特長はすべてそのまま備えつつ、100% メリノウール以上の強度と耐久性も備えているところなんです」

メリノとポリアミドナイロン繊維とを混紡すると、耐久性が向上するだけでなく、生地の全体的な伸縮性も向上するので、サドルから立ち上がってテンポを上げて走らないといけない時でも、ライダーの動きを妨げないのです。

 

そして真の秘訣は、ポリプロピレンです。 ジャージの裏側に 1枚のレイヤーとして採用され、肌にぴったりめにフィットします。この疎水性の糸によって、肌の水分が素早く吸い上げられてメリノウールに移動し、そこから外の空気へと発散されるのです。

また、メリノウールには自然の温度調整機能が備わっているので、身体が熱くなりすぎたり冷たくなりすぎるのを防ぎます。 「このジャージはあらゆるコンディションで性能を発揮するんです」 Kathryn の説明はまだ続きます。「推奨使用気温は 8℃~15℃で、さまざまなライドコンディションに対応するので、 秋や春のライドにぴったりです。 冬には、M_200 長袖ベースレイヤーや、、 などの少し重めのベースレイヤーと重ね着すると、寒い季節にも対応できます」

 dhb ブランドマネージャーのジェームズも同意見のようです。「9月中旬にイギリス最古の Ridgeway という道沿いにバイクパッキングしたんですが、その時に半袖ジャージを試着できて本当にラッキーでした。 このジャージと軽量メリノベースレイヤーと重ね着して、3日にわたってライドして、しかも途中でこのウエアを着たまま草むらやテムズ川の川岸で寝たりしました。 そうやって使用した後でも、きちんと形状を保っているし、嫌な臭いもしないし、見た目も変わらず良いんです」

 

ジャージ背面にはメッシュパネルが採用されており、透湿性が向上しています。

Kathryn がさらに続けます。「身体のこの部分は熱をよく保つので、通気性を高く保つ素材が必要なんですよ」

ジャージはぴったりフィットで、締め付けることなく肌に適度にフィットし、暖かさを維持します。 さらに dhb は、用途に適した商品作りを徹底して心がけており、背面のポケットに反射インサートを採用して、暗がりでの視認性を向上させています。また、貴重品や現金を収納できるファスナーポケットも採用されています。

秋の色彩を意識したリッチなカラーにより、ジャージに上品さも加わりました。メンズ・レディース共に長袖・半袖の両方のオプションがあり、さまざまなコンディションで抜群の機能性と汎用性を発揮するジャージをお求めのライダーにぴったりの、詳細までこだわったジャージです。

「このジャージの最も優れた点は汎用性ですね」ジェームズが締めにかかります。「丘のてっぺんで起床して、気温が 1桁のなかライドを開始しても、身体がすぐに温まるんです。 昼下がりに気温が 20度を超えても、 を着用していれば、とても快適にライドできますね」ジャージ一枚だけというのは決して完璧ではありませんが、このジャージは完璧に一番近いウエアであると言えるでしょう。

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sas m
Published on: 04 Dic 2017